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ミスターJは俺に煙草をすすめながら、答えてくれた。
「R氏? 所長の? ‥‥実はな、俺、所長秘書室でミスMとキスしているところを奴に見付かってな。俺の気のせいなんだか、それ以来俺への待遇が悪くなったような感じがするんだ。どうやら所長の奴、ミスMに気があったらしくて、俺に嫉妬してるんじゃないか、と思われるふしがあるんだよ。そんなのあてこすりだよなあ。未だに俺が卒業試験を受けられないのも所長が仕組んでいるからじゃないかって思っちゃうんだよな。俺、自意識過剰なのかな、ひょっとして」
彼は煙草をうまそうに吸っていった。どうやら彼も満更でもないらしい。
さて‥‥