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 かすかにモーターのうなる音がした。

 しかし、扉は開かなかった。モーターの音は俺の入れたカードを吐き出した音だった。

 念のためもう一度入れてみる。

 同じことだった。カードが違うのだろう。俺は持っていた、もう一枚のカードをスロットに差し入れた。

 拳銃を握っている俺のてのひらに緊張がみなぎった。

 扉は開かれた。                        

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