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 俺がその洞穴を選んだことに間違いはなかった。しばらく進むうちに、前方からかすかに熱気と蒸気が吹き出す音が伝わってきた。俺は西側の壁に注意を払いながら、なおも進んだ。すると俺は、ごつごつした岩壁に隠れるように取り付けられたボタンを見つけることが出来た。余程注意してみないと見つけられないような位置だ。女の言ったことは本当だった。

 俺は腰のベルトから拳銃を抜き出して、右手に握りしめた。そして、ボタンを押す。鋭く重たい音を立てながら岩壁が左右に開き、人ひとり通れそうなまでになると動きを止めた。隠し部屋がそこにあった。

 俺は拳銃を構えて、そこにあらわれた部屋の中に飛び込んだ。  

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