79 俺は苦心してそのパスカードを手に入れたのだ。この扉の向こうには、俺の任務を果たすべき佳境が待ち構えているように思われた。
いよいよ、暗号指令書を解読できるコンピュータとご対面か‥‥。
そんなことを考えているうちに、モーターの唸り音が途絶えた。拳銃を握っている俺の指先に緊張がみなぎった。
扉はゆっくりと至極ゆっくりと開いていった。
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