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俺はしばらくその場に立ったまま、もう一度、今度は目を凝らして回りを見渡した。
そこに赤く光る点を見つけたのは幸運だった。赤外線装置だった。自動ドアと似たような仕組みなのだろう。何かがこの道を通れば赤外線が遮断され、機械が反応する代物だ。
試しに俺は鳥の死骸を前方に投げてみた。
ビューッと風を切って飛んできたのは、クロスボウの矢だった。危ないところだった。
俺は拳銃を取り出し、赤外線装置の赤い点をめがけて引き金を引いた。それはただの一発で壊すことが出来た。
拳銃を手にしながら俺は注意深く獣道を進んでいった。
道は森の中で北の方角に大きくカーブしていた。それに沿って慎重に辺りを見回しながら歩いて行くと、森から出ることが出来た。