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 無線室へ戻ると、再びメガネ猿が俺の相手になってくれた。もう一人の男はまだ急がしそうにキーボードを叩いている。


「また来たんですか、あなた。時間がないんじゃないですか。私が受けたときの卒業試験は、極秘文書を盗み出せ、という任務が与えられたんですが、戸惑っている時間的余裕なんてありませんでしたよ。随分、のんびりとしていらっしゃるんですね。私はここの養成所の卒業生じゃないんですが、また卒業試験の任務というのはその都度変わるんでよく分かりませんが、もうそろそろ自分の行くべき場所、会うべき人間が分かってもいい頃なのではないですか」


 俺は男の言った忠言が痛く胸に刻まれるのを感じた。が、さて‥‥


昨日の怪電波について聞く


所長秘書室へ行く