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俺はガスが詰まっている超小型ガスボンベを取り出した。それをナイフを突き立てるようにして、男の目に叩き込む。眼球が垂れ落ち、その代用としてボンベが埋まる。野獣の咆哮を絞り出して、男は猛り狂ったように体をのけぞらせた。
俺は素早く自分の拳銃を拾い上げた。
男は太めの万年筆のようなガスボンベを抜き出そうとしていた。俺は無我夢中で立て続けに引き金をしぼった。
三発目がガスボンベに命中した。
ボンベは爆発した。俺も爆風で床に叩き付けられた。
俺は目をやられたかと思ったが、部屋が静けさを取り戻したときに目蓋を上げると、胸から上を無くした男が、弁慶よろしく死にながらにして二本足で立っているのが見えた。
しばらく俺は茫と眺めていた。
気怠さに立ち上がり、次の部屋へ向かう。