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女は目を閉じて俺の方に顔を寄せてきた。俺は女が妙な動きをしてもすぐにそれに対応できるように拳銃は女に突き付けたまま唇を合わせた。
女は強く俺の舌を吸った。俺は女の口中に舌を差し入れた。
次の瞬間、鋭く激痛が俺の体を貫いた。女に舌を噛み千切られたのだ。俺は女に突き付けていた拳銃の引き金を引いた。女は千切りとった俺の舌を口に含んだままくず折れた。
俺は口の中に溢れた血にむせ返り、悲鳴を上げることもできなかった。俺は海の中へ倒れ込み、水しぶきを上げてのたうち回った。やがて、すべてのものが月明りの中に静寂を取り戻したとき、俺は静かに海の中へ沈んでいった。