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俺は南へ向かっている洞穴を選んだ。

進むにつれてかすかな熱気を感じた。しばらく進むとそれが何であるか分かった。地面に窪みがあり、その窪みの中心辺りから白い熱蒸気が吹き出しているのだ。絶え間なく吹き出している。

 その熱蒸気から三メートルほど離れた位置に立っているのだが、火傷しそうな熱気を頬に感じた。

 行き止まりか‥‥

 俺はしかたなく通ってきた道を引き返した。           

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