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 俺は北の草原を真っ直ぐ歩いていった。

 その草原はどこまでも続いていて、だだっ広かった。西の方角に岩山が見えたが、俺はただ真っ直ぐにその草原を進んだ。

 ついに、俺がたどりついたところは、断崖だった。二十メートルほど下のほうで波の砕ける音が絶え間なく続いている。

 この島は何もないのか。

 俺は溜め息を漏らした。いや、島には地下があるのかも知れない。あるとすれば、どこかにそこへの入り口があるはずだ。

 俺は気を取り直して、長い道をまた、最初の地点に戻った。   

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