77 俺はそれに危うく手を伸ばしかけて引っ込めた。
そいつは生きていた。そいつは猛毒を持つ蛇、「クレイト」だった。俺は脇の下の汗を感じながら、ゆっくりとした動作で拳銃をそいつに向けた。引き金を絞る。
そいつはちぎれてふっ飛んだ。俺は冷汗を拭った。危ないところだった。
俺は溜め息を漏らして拳銃をしまい、木箱にとりかかった。あっけなく木箱の蓋は開いた。その中には、何やら謎めいたことが書かれた一枚の紙片が入っていた。
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