27 俺はその時限爆弾を手にして駆け出した。しかし、どこをどう通っていけば島の外へ出られるのだろう。
俺は盲滅法に走り回った。
時限装置のデジタル時計は刻々と時を刻んでいる。急がなければ。今にも爆発するかも知れない。
閃光が瞬いた! 一瞬のことだった。
雷の直撃を食らったらこんな感じになるのだろうか。俺がそんな間の抜けたことを考えたのも束の間、俺は肉片となって飛び散った。俺、という人間は爆音とともに、この世から消え去っていた。
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