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「You don't deserve to be called a spy.」
俺がそのナンバーをキーボードに打ち込んだとき、ディスプレイにはそう表示された。
(スパイの名に値しない‥‥)
俺は失格というわけか。ナンバーを間違えてしまったのだ。
そのとき、俺が座っていた椅子の下の床が開いた。俺は椅子ごと、ぽっかりと口を開けた暗闇の中に落ちていった。
なんとも初歩的なミスを犯してしまったことだろう。これではスパイとしては失格だ。
その落とし穴は確実に人間の生命を奪うために作られたものだった。
ここに落ちたのは俺で何人目だろう‥‥
暗い底には巨大な剣山が俺を串刺しにすべく、待ち構えていた。