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「止めるんだ! そんな子供だましは俺には通用しない。座れ」
女は手を止めて俺の言葉に素直にしたがった。
「私ってそんなに魅力ないかしら‥‥」
女は溜息を漏らした。そして俺の顔をしげしげと見つめて言った。
「あなたきっと合格するわ。この調子で頑張ってね。きっとおいしい酒が飲めるわよ。‥‥いいこと教えてあげる。この島に熱蒸気が吹き出しているところがあるでしょ。そこへ行く手前の西側の岩壁に隠し部屋があるのよ。ボタンがあるから、それを押せばいいわ」
女はそう言うと、器用なウィンクをしてみせた。
「これからすぐ行ってね」
という女の声を背に受けて、俺は歩き始めた。